メンタル

ぼくが見つけた鬱っぽい時の特効薬!『音声日記』

ストレスや何か心配なことがあるせいでなかなか寝付けなかったり、気分がずっと落ち込み気味なときは友達と会ったり、おしゃべりするのも難しくなる時ってありますよね。

夜はなかなか寝付けないから、日中も元気が出なくて、そんな自分を責めてしまう、というスパイラルに陥ったり、友達と話したりしてリフレッシュできないので頭の中でぐるぐる考え事が止まらなかったり、なんてこともあると思います。

ぼくはそんな時、ノートに今の状況や気持ちを書きだし整理するということをよくやっていたのですが、ノートを用意して何かものを書くということさえも難しい時は、ただただ我慢して時間が解決してくれるのを待つということをやっていました。

そんな我慢もいつか決壊してしまう時が来ます。

そこでぼくが見つけた特効薬が『音声日記』です。

この記事ではその効果とおすすめの方法を紹介します。

音声日記とは

まず音声日記とは、スマホの録音機能を使いひとりごとを録音する、ただそれだけです。

スマホとひとりごとをつぶやける環境さえあればできるので、すぐに始めることができます。

音声日記の効果

ストレス発散

人と会ったり、友達とおしゃべりすることはストレス発散にかなり大きな効果をもたらします。

ただ、そういった知人や友達と会えない状況の時や、周りにそういう人が少ないという人は、スマホの録音機能を使いひとりごとを録音することで溜まっていたものを吐き出すことができます。

ただ空虚に向かってひとりごとをつぶやくのではなく、録音することで誰かに話しかけているのに近い感覚で話すことができたり、生身の人間に話すときの「こういうことは人に話すべきじゃないな」といったリミットをかける必要もないので、思いのままを発散することができます。

言語化することで初めて気付くことがある

頭の中で考え結論を出すのではなく、声に出して言語化することで初めて自分自身も気付けることがあります。

スマホで録音し第三者のデジタルな耳を置くことで、ある種の緊張感が生まれ、空虚にひとりごとをつぶやくよりもより具体的に言語化することを自然に意識でき、ふと新たなアイデアが生まれたりすることもあります。

録音したものを後で聞き返すとめちゃくちゃ面白い!

これが音声日記の一番のメリットだと思います。

つらい時に録音した音声メモは後で聞き返すと、すごく笑顔になれます。笑えます。

この面白さは実際にやってみないとぴんと来ないと思いますが、絶対に笑えて、過去の自分から元気がもらえると思います。

録音したものを後で聞き返すとすごく気付きがある

これも音声日記の最大のメリットです。

過去の音声メモを聞き返すと、どんなふうにその時壁を乗り越えたか、その壁をどう捉えて乗り越えたのか、など、今目の前にある壁を乗り越えるヒントが得られることがあります。

音声日記はどんな自己啓発本よりも、どんなビジネス本よりも、自分に合った生き方、壁の乗り越え方を教えてくれるものといえるかもしれません。

当時は途方もなく大きく見えていた壁も、乗り越えることができたという事実も背中を押してくれると思います。

音声日記のおすすめの方法

一番のポイントは、未来の自分に話しかけるように話すこと!

音声日記をとるときは未来の自分に話しかけるように話すこと、これが一番のポイントです!

「あのさー」や「なぁちょっと聞いてよ」など実際に未来の自分とリアルタイムで電話するように話すと本音までしっかり吐き出しやすいと思います。

やはり誰にでも他人には話せないことはあると思うので、そういうことは未来の自分に話してみるのはどうでしょうか。

「未来のおれはこれを聞いてどう思ってんのかな?」とか「あの時あんなことがあって楽しかったよなー、未来のおれは覚えてる?」「未来のおれは今幸せかな?また無理してんじゃない?」など、より具体的に未来の自分に話しかけると、後からこの音声日記を聞くときに単調さが減って、ドキッとすることもあったりして、面白くなります。

LINEの音声メッセ―ジ機能を使う

音声日記はカメラの録画機能を使うと容量がかなり大きくなってしまうので、ぼくはLINEの音声メッセージ機能を使っています。

方法は、自分一人だけのグループを作るか、keep memoのトーク画面を開いて右下にマイクのマークがあると思います。

それを押すと録音ができます。一度に録音できるのは30分までなので、それ以上喋りたいときは30分ごとに分けて録音します。

録音が終わればメッセージを送信し、その音声メモはどこで、何について話したことかテキストメッセージを添えておくと後で聞き返すときにわかりやすいと思います。

これでデータ容量をかなり抑えられると思います。

どこでひとりごとをつぶやくか

これが一番難しいところかもしれませんね。

候補としては、家の自室、車の中、人気の少ないところを散歩しながら、などが挙げられます。

いつ音声日記を聞き返すか

これは好きな時に聞けばよいと思いますが、何も手につかない、何もやる気が起きない時に聞くのはおすすめです。

何も手につかない時に頑張って再生ボタンを押すだけで、少し笑えて、過去の自分に少し背中を押してもらえると思います。

まとめ

ここまで鬱っぽい時の特効薬になりうる音声日記について紹介しましたが、鬱っぽい時や気分が落ち込んだ時に毎回必ず効く特効薬はありません。

数回程度なら効果はあるかもしれませんが、何度も同じやり方では効かなくなることもあります。

でも絶対に活路はあります。

ここまで何度も、何度も、数え切れないくらい高い壁を乗り越えてきたんだから絶対大丈夫。

自分自身を信じてください。心の底から信じてあげてください。

そして、少し休んで、またいろんな方法を試して心と体が元気になったらまた笑いましょう。

一歩ずつ、一歩ずつ、進んでいけば絶対大丈夫です。