雑記

ぼくの自己紹介

はじめまして。かきおです!

ブログ初投稿の今回は、ぼくがどんな人なのか、どんな想いを持ってブログを始めたのか、についてまとめました。

ぼくのこれまでの個人的な経験について特に興味を持てない方でも、最後にまとめた【まとめ】ぼくの3つの想いを見ていただけるとうれしいです!

ぼくは簡単にいうとこんな人!!

小中高は野球にひたすら打ち込み、大学ではワンダーフォーゲル部という登山をメインとするアウトドアの部活に入り、そこでいろんな人と出会ったことで、人生の選択肢が広がり、卒業後は夢を探すために就職をせずにアルバイトをし、海外に旅に出た人です!!!……

こう書いてみると、なんだか無鉄砲だけれど、自分に自信があって、社交的で、ポジティブで、旅が好きで、活動的で…

こんな人物だと思われるかもしれませんが、そんなことはなく、口下手で、引っ込み思案で、ぐるぐるとネガティブなことを繰り返し考えてしまう人で、そしてなんといっても笑っちゃうほどにポンコツなのです。

ぼくは自他ともに認めるポンコツ。だけど……

ここでぼくのポンコツエピソードを少々。

ぼくは大学時代に本屋で半年ほどレジ打ちのアルバイトをしていたのですが、お客さんにお金をもらうことを忘れ、そのまま本を手渡してしまい帰られてしまったことは一度ではありません。

そのあと店長に怒られないように、こっそり自分のポケットマネーからもらいそびれた代金を何度もレジにササっと入れたことは、今となっては良い思い出です(笑)

飲食店でもアルバイトをしたのですが、もちろんこのバイトでも一年経ってもレジ打ちが覚えられず、つい先週新しく入ってきた高校生よりもできなかったときは笑うしかありませんでした…。

他には、登山中おトイレに行ったら帰り道がわからなくなって遭難しかけたり、中学生になってもひとりで電車に乗れなかったり、生まれて26年一度も人とお付き合いをしたことがなかったり(これはポンコツとは関係ないか、、、心優しき女性の方、デートのお誘いお待ちしております。お誘いは問い合わせフォームから)。

ポンコツエピソードはまだまだありますが今回はこの辺で。

こういった自分のを弱い部分や恥ずかしい部分を人に見せることって、勇気がいるけどすごく大事ですよね。

相手にとっては、「私のことを信頼してこんな話をしてくれたんだ」って心の壁が崩れるかもしれないし、自分にとっても背伸びをする必要がなくなるし、お互いに取って心の壁が一つ無くなる気がします。

話がずれました。

ぼくは自他共に認めるポンコツ。だけど…、自分の好きなことややりたいことに夢中になって生きたいし、何かこの世界に対して本当に意味のあることをやりたいし、何より幸せに暮らしたい。

ぼくの想い① ぼくと同じようにポンコツだったり、不器用なところはあるけれど、この世界に対して何かやってやりたい、困難かもしれないけど挑戦したい、そんな想いを持った人たちに向けて発信したり、一緒に頑張る仲間ができればいいなと思っています。

抜け出せない暗い日々。

ぼくは小学生の頃、引っ込み思案でなかなか自分の意見や気持ちを伝えられない子どもでした。

その頃、両親に頼み地元の野球チームに入れてもらいました。ずっとあこがれていた野球ができる!と、すごくワクワクしていました。

しかしそこではなかなかチームの輪に入れず、次第に嫌がらせを受けるようになりました。言葉の嫌がらせ、身体的な嫌がらせ、どちらも受けました。そこにいた一秒一秒が地獄のようにつらく、永遠のように感じました。

ただ、野球は自分で始めたいと言い出したことなので両親は辞めさせてくれませんでした。当時は親に心配をかけたくなかったため、嫌がらせを受けているということを隠していました。

永遠に感じる時間にも終わりがあるわけで、野球チームの卒業の日を無事に迎えられました。ただ、次の日にはそれまでのつらかった日々に完全に蓋をして、その時の記憶にアクセスできないようにしました。

小学校を卒業し、中学、高校でも野球部に所属し少し友達もできましたが、やはり人に嫌われたくないと、他人の表情を伺い、自分の意見や気持ちを外に出すことはほとんどできませんでした。

遠く遠くの未来の幸せや成功のために今を頑張っているけど、今を生きることができていない、未来の可能性の中に生きている、そんな日々だったと思います。

こういうことを感じている人ってたぶんすごく多いんじゃないかと思います。今を生きる、ってすっごく難しいですよね。ぼくは幸せに生きるためのヒントを探しに発展途上のアジアの国々に1か月ほど行ってきましたが、そこで得た暫定的な答え(=幸せに生きるには何が必要か)は、やはり、今を生きるということでした。

このアジアの旅の詳しい話はまた次の機会にしますが、この旅でぼくは話をしてくれた外国人の多くに「あなたは幸せか」「どんな時に幸せを感じるか」ということを聞きました。ほぼ全員が「幸せだ」と即答し、幸せだと答えてくれた全員が「いつでも幸せを感じているよ」と言い切ってくれました。

貧しい国に住み、職業の選択肢もかなり限られていたり、一つしかないという環境の人たちでも、私はいつでも幸せだと言い切ってくれ、それまで遠い未来の幸せのために生きていたぼくは自分の考えをもう一度考え直し、今を生きるにはどうすればいいんだろうと考え始めました。

また話が少し脱線しました。この話の続きは次の機会に。話を戻します。

そんなぼくの、毎日がどんよりとした曇り空のような日々も大学に入り、ある出会いがきっかけで変わり始めました。

短所は裏返せば長所に。

大学生になり、登山部に入って自然が好きになり、農業にも興味を持ち始めました。そこで、たまたま見つけた10日間の農業体験プログラムに参加したのです。10日間、農家さんが用意してくれる宿舎に大学生数人と住み込み、お手伝いをするというものです。

そこでもぼくは、なかなか自分を出せず、常に居心地の悪さを感じていました。

しかし、プログラムに参加し5日ほど経ち、徐々にお互いがどんな人なのかわかり始めた日の夜にミーティングがあり、この5日間で感じたことや反省点などを話し合いました。

ぼくは、なかなか積極的に自分から行動することができていないということを反省点として挙げたのですが、そこでほかの参加メンバーの一人がぼくのこの発言に対して、

「かきお(ぼくのこと)は自分の積極的ではない部分を変えたいと言っていたけれど、私は無理にそれを変える必要はないと思う。かきおみたいに冷静に周り全体を見渡せる人がいないとチームがうまく回らないから」

といったアドバイスをくれました。ぼくはこれまで積極的に行動できないところや自分の想いや感じたことを表に出せないところがすごく嫌でしたが、こういうふうにこれまで短所だと思っていたところを、長所として捉えることも出来るのか!と、これまですごく身近にあったのにずっと見過ごしていた隠しステージが見つかったような、そんな新しい世界が開けた気がしました。

出会いは人を変える力がある。

このアドバイスを受け、ぼくは所属していたワンダーフォーゲル部でも、消極的で一歩引いてしまうという自分の短所を、冷静にチーム全体を見て発言・行動できるという長所に変え、自分に合った方法で自分にしかできないチームへの貢献ができるようになっていきました。

この時初めて、今の自分を誇りに思うことができました。あの出会いがあったおかげです。

この経験を経て、どんな人にも一人一人違った魅力があって、人並み優れた長所があって、そして視点を変えて扱い方さえ身につければ強力な武器ともなる短所をも持ち合わせているんだと考えるようになりました。

ただ、こういった自分の長所や魅力って、外に出て人と接しないと気付くことは難しいんですよね。

でも、なかなか自分に自信が持てなかったり、ネガティブに考えてしまったりするときは、外に出ることすら難しいからさらにひとりで考え込んでしまう。このような負のスパイラルをぼくも何度か経験しましたが、まだしっかりとした解決策は見えません。

ですが、ぼくが感じたこの状態からの脱出のヒントになりそうなものはこのブログで共用できればと思っています。

この経験から、ありのままの自分のことを知って、理解して、好きになって、ありのままの自分でいいんだ、ありのままの自分がいいんだ、そんなことを感じられる人が増えればいいなという想いがうまれました。

ぼくの想い② 自分自身のことを知って、理解して、ありのままの自分でいいんだ、ありのままの自分がいいんだ、そんなことを感じられる人が増えればいいなと思っています。

頑張り過ぎて、心が完全にぽっきり折れた経験。

大学で所属していたワンダーフォーゲル部で、チームに対して自分にしかできない貢献ができるようになって、自分を少しは誇れるようになり心に余裕ができて、社会に出る時期も近づいてきた頃、こんなことを考え始めました。

自分はこの社会に対して既存の枠にはまらない新たなやり方で何か大きな影響を与えられるんじゃないか、何か自分にしかできないことがあるんじゃないか、社会に対して本当に意味のあることをしたい!、と。

その勢いのままに、大学4年になるタイミングで休学をし、ソーシャルビジネス(ビジネスで社会問題を解決するというもの)のスクールを受講し、自分の考えたビジネスをもっと良いものにしようとその道の専門家に話を聞きに行ったり、プログラムを企画したり、ビジネスコンテストに出場したりと、すごく夢中になって、心の底からワクワクし、アドレナリンやテストステロンなどのやべえホルモンがドバドバ出ていたと思います。

そんな絶好調のぼくにも休学期間が終わりに近づき、就活という悪魔の2文字が頭にちらつき始めました。ソーシャルビジネスのほうも徐々に行き詰まってきていましたが、誰に頼ることも出来ず、何も手につかなくなってしまいました。

就活が本格的に始まったものの、小さいころから人前で話したり自分の考えを伝えることが苦手なぼくに就活はあまりにも大きな壁のように見えました。

案の定、企業から毎日のように不採用のお祈りメールが届き、ストレスが徐々に積もり積もっていきました。しかし、それをうまく発散したり、何かに没頭して一時的に忘れたりするという選択肢があることすら思いつかないくらいに余裕がなくなっていました。

就活って、企業側が生殺与奪の権を持っていて圧倒的な存在で、ぼくら就活生は試される側、というような構図になっているのがつらいんですよね。

そもそも、それまで学校でペーパーテストの点数や知識、運動能力の高さなどを評価されてきたので、皆がそれを磨いてきたのに就活が始まり社会人になるといきなり、コミュニケーション能力の評価が最優先となるのはおかしなことですよね。

就活に対する不満を話し出すと止まりません。話を戻します。

次第に体のほうにもストレスの影響は及び、お腹にずしりと重たいモヤモヤした不快なものをずっと感じていたり、髪の毛も抜けはじめ、人と会うこと、外に出ることすら難しくなっていました。

心身の状態は落ちるところまで落ちていましたが、何とか福祉の会社に内定をもらい、就活を終えました。

この経験から、リスクを冒して挑戦することと、心に余裕をもって今この瞬間を楽しむことのバランスはとても大事なんだと気付きました。もちろんこれは人それぞれだと思います。楽しい時間を過ごせるだけで十分だという人もいれば、多少のリスクを冒しても何かに挑戦しないと気が済まない人もいて、時間の経過や出会いによって優先度がガラっと変わることもあると思います。

ぼくの想い③ 多少のリスクを冒して挑戦すること、心に余裕をもって今を楽しむこと、この2つのバランスを大事にしたい。

このまま就職するのか、それ以外の道を進むのか。

このまま就職するのか、それ以外の道を進むのか、ぼくはこの問題にぶち当たりました。

信頼できる大学の先輩にこのことを相談すると、「どちらの道を選んでも等しく後悔はあるんじゃないかな」という言葉をもらい、確かにどちらを選んでも同じくらい後悔するんなら、自分が死ぬ間際に後悔しない選択をしよう!と、就職をしないという選択をしました。

そして大学を卒業してからは、自然に関する仕事に興味があったので、1年と少しの間、農業や酪農といった住み込みバイトをしてお金を貯め、海外を1か月ほど旅して、現在は石川県の旅館で住み込みバイトをしています。このバイトが終わればまた海外にしばらく行こうかと考えています。

正直、就職して企業に属していた方が、ラクだろうなと思う時もありますが、もう一度人生をやり直してもこの選択をするだろうなと思います。そしてこの選択を正解に少しずつ近づけていきます!

【まとめ】ぼくの3つの想い

最後に、ぼくの想いをこちらにまとめます。

ぼくの想い① ぼくと同じようにポンコツだったり、不器用なところはあるけれど、この世界に対して何かやってやりたい、困難かもしれないけど挑戦したい、そんな想いを持った人たちに向けて発信したり、一緒に頑張る仲間ができればいいなと思っています。

ぼくの想い② 自分自身のことを知って、ありのままの自分でいいんだ、ありのままの自分がいいんだ、そんなことを感じられる人が増えればいいなと思っています。

ぼくの想い③ 多少のリスクを冒して挑戦すること、心に余裕をもって今この瞬間を楽しむこと、この2つのバランスを大事にしたい。

これらの3つの想いを形にするためにブログを書いていきます。ポンコツのみなさん、不器用なみなさん、一緒にこれから歩いていきましょー。今回はここまで。

では、また!